マァジ

歴史

マァジの歴史は、ブドウ畑の歴史

マァジ社の歴史は、まさにブドウ畑の歴史です。社名の由来は‘Vaio dei Masi’(ヴァルポリチェッラ・クラシコ地域にあるネグラール谷のマァジという峡谷)からきています。 ここで18世紀の終わり(1772年)に現在のマァジ社のオーナーであるボスカイニ家が最初のブドウ畑を購入して以来、継続的にかつ慎重にブドウ畑を広げてきました。これらのブドウ畑はヴァルポリチェッラ、バルドリーノ及びソアヴェのクラシコ地域における歴史的な重要性、土地の特性によって選ばれたものです。

マァジ ヴェネトの価値観

ワインに思いを馳せたときにまず心に浮かぶのは、その長い歴史とそれが持つ多様性だ。ぶどうを発酵させて作る飲み物という最もシンプルな意味合いから、より複雑な、宗教的な背景を持つ神聖なものというニュアンスまで。私はここでワインを、土地のアイデンティティが生き生きと表現された最も活気あるものとしてとらえている。つまり、生まれ育った土地を守る人々の魅力の表現と、ワインを熟成する土地の重要性に他ならない。ヴェネトとワインは同じ意味を持つ。両方とも互いの特性を映し出す鏡だ。

ヴェニス地方の柔らかな田舎の風景からまず見て取れるのは調和だ。そしてヴェネトという地域はその中心に位置する。この土地の人々は、言語、親しみやすい性格、そして深く根付いた文化的遺産という共通の要因で結ばれている。農業活動にひたすら打ち込んできた土地の長い歴史と、本来の目的と流行や様式が運んできた新開地との狭間に張り詰める緊張の中でよりよい生活を目指してひたすら努力してきた人間の長い歴史というのもまた、この地域が持つ多面的かつ独特のアイデンティティを定義する特徴の一つだ。そしてこれらこそが、我々のビジネスに対するプロとしての意識と一途さを現すものなのだ。

マァジ社は、その起源、職業、そして事業拠点の選択まで、すべてがヴェネチアンだ。もっとも大胆かつ深い意味合いで考えれば、マァジ社の事業方針ならびにその製品のインスピレーションや土台となっているのはヴェニス地方の文化的価値観である。

マァジとは歴史である
マァジ社の物語は、ヴェネト州ヴェローナに生きるある一族とそのぶどう畑の歴史である。マァジという名前は、ボスカイニ家が18世紀の終わりに購入したVajo dei Masi (マァジ渓谷)と呼ばれる小さな渓谷に由来する。この場所は現在でもボスカイニ家が所有している。ヴェネト州内のワイン造りの一等地に存在するぶどう畑を買い取りながらマァジ社は少しずつ成長し、現在では、同じようなぶどう畑を持つ世界中の他の地域へ自社の文化的遺産を輸出できるまでになった。マァジ社は常に、最高の物として世界的に認知されている1000年の歴史を誇るワイン造りの伝統の提唱者であり続けている。

結局のところ、我々ワイン生産者にとって最も重要なことは、ワイン造りの技術が途切れることなく存続するということである。ワインとは、常に2種類の交流の結果生まれるものだ。まず1つ目は自然との交流(ぶどうの樹の生長の神秘、そして発酵という奇跡)、そして2つ目は、あらゆる知識、労力、忍耐、技術、そして愛情をワイン造りに注ぎ込む人間との交流だ。愛情なしでは何を造り上げることもできないのだ。
(Emile Peynaud ワイン醸造学者 Masi Prize Civilita’ del Vino 1989)

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