バディア・ア・コルティブオーノ

トピックス

キャンティ・クラシコとは

世界最大の生産量を持つ「キャンティ」より1996年に独立したDOCG。生産量は2万8000kl。地理的にも歴史的にもキャンティ地区の中心に位置する。サンジョヴェーゼ75~100%、カナイオーロ10%以下、トレッビアーノ・トスカーノ&マルヴァジーア・デル・キャンティ6%以下の規定。「キャンティ・クラシコ協会」に加盟しているワイナリーだけが「黒い鶏」のマークを付けて販売できる。約600社。バディア・ア・コルティブオーの 6代目オーナー、Emanuela Stucchi Prinetti(エマニュエラ・ストゥッキ・プリネッティ)は200年に、1930年創設以来はじめて女性として「キャンティ・クラシコ協会」の会長に選出された。時代の流れは、伝統的なワイナリーにもPRとマーケティングの刷新を求め、彼女に白羽の矢が立った。かくして彼女はこの600の生産者をたばねる長となる。そして昨年任期を終了するまでの活躍が話題となる。
エマヌエラはミラノでマーケティングとPRの仕事に就いていた。結婚して子供ができ実家に帰ったとき、父親のワイナリーを手伝う決心をする。3人の男兄弟はそれぞれ醸造、広報、レストラン経営を通して彼女を助けている。「ワインというのは楽しむもの」が彼女の信条。「自然でいることが好き。子供と近くに流れる川で釣りをする時間が一番楽しい」と語る。ちなみに彼女の息子の愛称は、日本アニメブームを反映してか「SANPEI」である。

ワインと食のマリアージュ

ここコルティブォーノでは、ワインと食のマリアージュがここバディアでは見事に成立している。
母ロレンツァのトスカーナ料理への愛
メディチ家の血を引き継ぐ、母ロレンツァ・ディ・メディチはトスカーナ料理研究家として有名、数々の著作がある。彼女は伝統的なトスカーナ料理を現代に蘇らせることに情熱をかけ、その功績がイタリアだけにとどまらず広く世界で高く評価されている。彼女のレシピはワイナリーにある料理教室で誰でも習うことができる。ワインと料理のマリアージュがここバディアで見事に成立している。また、ワイナリーに隣接して弟パオロが腕を振るうレストランがあり、母ロレンツァのトスカーナ料理の真髄が楽しめる。

アグリツーリズモ

豊かなトスカーナの自然を背景に、ワイナリーには「アグリツーリズモ」と呼ばれる宿泊施設を持ったヴィラがあり、宿泊者はセラーでテイスティングが楽しめる。また料理教室も常時開設されている。

このページの先頭へ