テヌータ・ディ・カペッツァーナ

ブドウ畑

テヌータ・ディ・カペッツァーナ社の哲学

カペッツァーナ社の哲学は、『常に改善、向上すること』。伝統とは、長い時間をかけて蓄積された改良と改革により生まれるものです。常に改善すること、これがコンティーニ・ボナコッシ家の哲学です。ウーゴ・コンティーニ・ボナコッシ伯爵はこう述べています。『この哲学は、私たちのワイン造りへの情熱に由来しているもの。もっともおもしろく、且つ、困難な職業のひとつであるワイン醸造に、家族がひとつとなって最大限の努力をしていきます。』現在のカペッツァーナ社でもこの哲学は確実に受け継がれています。

テヌータ・ディ・カペッツァーナ社の気候

現在、テヌータ・ディ・カペッツァーナ社では670ヘクタールという広大な土地を所有しています。そのうちの約100ヘクタールはブドウ畑、そして140ヘクタールはオリーブ畑となっています。農場に隣接するヴィッラ(館)、17世紀から受け継がれてきた歴史的なワインセラー、そして、このセラーの上には、近代的なオリーブオイル工場とヴィンサントが生産される「ヴィンサンタイア」といわれるセラーがあり、また、「ティナイア」という発酵用のセラーは、1938年にデザインされた由緒ある建築物として知られています。カペッツァーナはトスカーナ州北部、プラート県カルミニャーノに位置しています。(フィレンツェから約20Km)
海抜、約200mで夏は暑いが夜になるとアペニン山脈からの風で冷涼という個性的な環境です。このようなブドウ栽培に最適な位置にあるため、他のトスカーナの生産者より1-2週間、早く収穫期を迎えることができます。また、2000m超えの山があることから雨量にも恵まれた土地で特に、6.7月には充分は雨量を得ることができます。一方でアルバーノ山は、嵐からブドウ畑を守ってくれるという、ほんとうに恵まれた、ワイン造りに最適な土地といえます。

テヌータ・ディ・カペッツァーナ社のカルミニャーノ

カルミニャーノの歴史はローマ時代、エトルリア人時代までに遡ります。カルミニャーノにまつわる記述は多くあります。例えば・・・・14世紀の終わり、ダンテがプラートにある彼のワインセラーに大量のカルミニャーノを購入したという記述。17世紀には医師である自然科学者であるリーディが、ローマ神話の神、ジュピターにふさわしいワインと称えた記録です。そして1716年には、メディチ家により最初の原産地呼称ワインに認定された4つのうちのひとつがこのカルミニャーノ。などなど、これらの記述からもカルミニャーノがいかに歴史的ワインであるかが窺えます。しかし、長い歴史の中、常に高い評価を得てきたカルミニャーノに危機が訪れた時期もあります。19世紀から20世紀の間、歴史あるカルミニャーノは、キアンティ・モンタルバーノというワイン名に組み込まれてしまったのです。カルミニャーノワインの生産者たちは、この歴史あるワインの存在価値とカルミニャーノという名前を取り戻すために運動を起こします。その中心人物がウーゴ・コンティーニ・ボナコッシ伯爵だったのです。この運動は、1975年カルミニャーノDOCが認可されたことにより終結を迎えます。このとき、1969年ヴィンテージまで遡りDOCワインとして認められたのです。そして1990年にはDOCGワインに昇格、このときも1988年ヴィンテージまで遡り昇格が認められました。

このページの先頭へ