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フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ

カンパーニア州イルピーニアにて、1986年創業。

フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ社は南イタリアにおいて、最新テクノロジーと研究を駆使した現代的なワインの醸造と古代からのブドウ造りの伝統を組み合わせ、カンパーニアの象徴的なワイン文化の復興を果たした生産者です。歴史と伝統を守りながら、ワインに関わる全てのポテンシャルを追求し、南イタリアの土着品種の評価を更に高め、後世に伝えていくことがモットーです。

フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ社CEO アントニオ・カパルド氏

 

世界最高峰の剪定の技術をもち、一流生産者の畑のコンサルも務めるピエルパオロ・シルク氏を醸造栽培責任者に擁し、同エリアに点在する約900の畑から、ブドウが持つ個性を最大限に引き出し作られるワインは、タウラージに代表される高品質で重厚な赤ワイン、そして土着品種から生み出される美しい酸を備えた素晴らしい白ワインがあり、イタリア国内外から数々の賞を受賞しています。

2013年イタリアソムリエ協会により「ベストワイナリー・オブ・ザ・イヤー」にも選出され、世界の一流レストランでオンリストされており、そのデザイン性の高さにも定評がある。また、バジリカータ、トスカーナにもワイナリーを所有しています。

樹齢200年を超えるアリアニコの畑

 

世界随一の技術を持つ畑のプロ

フェウディ社CEO兼栽培醸造責任者のピエルパオロ・シルク氏(Pierpaolo Sirch)は、マルコ・シモニット氏(Marco Simonit)と共に開発したブドウの特殊な剪定方法である Simonit&Sirch メソッドのノウハウをもとに、フェウディ社の畑のみならず、世界有数の生産者の畑を病気や外から救っています。
シルク氏は2003年からフェウディ社とのコラボレーションを開始して栽培と醸造を担当した。2009年からはCEOを務めています。

シルク氏が自らの「作品」に強いやる気を持って取り組む背景には、イルピーニアのような豊かな地域を大切にして、このブドウ園という唯一無二の美しい財産を新しいブドウ園の中で甦らせることで守りたいという意思があります。15年余も前から、Simonit&Sirch はミラノ大学のシエンツァ教授とのコラボレーションを通じて、イルピーニアにまだ生育している古いブドウの品種の探究、遺伝子的研究、栽培の復活(70~80年前のものから200年以上も前のものなど)に取り組んでいます。これは、過去に視線を向けることで未来を築くことを教えてくれる、根気と探究心を要する研究です。

こうして生まれたのが、数百年の樹齢を持つアリアニコで造ったセルピコや、幻の品種とされたカンパーニア地方の土着品種を、「家長」たる3本の樹から遺伝子的に再生させたブドウから造るシリカです。

フェウディ社では、数百年の樹齢を持つブドウの樹が生育している土地を購入してきました。中でも、フィロキセラの虫害を免れて生き延びてきた200本余の長寿のアリアニコが生育する庭園のようなブドウ畑は、世界に二つとない光景を提供してくれます。

このような偉大で長寿たる品種こそ、成長する息子を勇気付ける父親のように、ワイナリーが進むべき道を教えてくれるのです、とシルク氏は語ります。

フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ社栽培責任者 ピエルパオロ・シルク氏

 

フェウディ社の栽培醸造責任者のピエルパオロ・シルク氏は、世界最高峰の生産者の畑にも携わっています。

シャトー・ラトゥール Château Latour (ボルドー)

ドメーヌ・ルロワ Domaine LEROY (ブルゴーニュ)

クリュッグ KRUG(シャンパーニュ)

ルイ・ロデレール Louis Roederer (シャンパーニュ)

フェッラーリ Ferrari (トレント)

オルネッライア Ornellaia(トスカーナ)

プラネタ Planeta (シチリア) etc…

世界9カ国、130の生産者がシルク氏のアドバイスを受け畑作り、ブドウの健康に取り組んでいます。

 

フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ社オフィシャルサイト(日本語)

フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ社CEOアントニオ・カパルド氏と栽培・醸造責任者ピエルパオロ・シルク氏が語る

イルピーニアの魅力とワイン造りへの想い

フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ社エキスポート・ダイレクター

アンドレア・ファビアーノ氏よりメッセージ