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第3回JETCUP「イタリアワイン・ベスト・ソムリエ・コンクール」
チャンピオン決定 !


イタリアワインのプロフェッショナルを育成する試み、JETCUP「イタリアワイン・ベスト・ソムリエ・コンクール」第3回大会は、2009年4月15日(水)、全国5会場(札幌、東京、名古屋、大阪、福岡)において150名の受験者による予選からそのスタートを切りました。 このコンクールは、JET日欧商事が主催、イタリア大使館とイタリア貿易振興会、イタリア文化会館、イタリア政府観光局が後援、日本ソムリエ協会の協力を得て開催されたものです。 地方予選を勝ち抜いた12名が、2009年5月13日(水)、東京で行われる準決勝に進出、その中から選ばれた5名が決勝を戦いました。イタリアワインのソムリエ・コンクールとしてはこれまでにない本格的なコンクール。今年も、また一人新しく、真のイタリアワインのベスト・ソムリエが選ばれました。


審査結果
見事難関を勝ち抜いて栄えある優勝の栄冠を手にしたのは、資生堂パーラー レストラン ファロ資生堂 本多 康志氏。
名実ともにイタリアワインの第一人者の栄誉に輝き、賞品としてイタリア研修旅行をはじめとして様々な副賞が授与されました。
優勝

本多 康志 (ファロ資生堂)
1974年生まれ。1995年、レストラン ラ・ティグレに調理担当として入店。その後、レストラン各店勤務を経て、2001年よりファロ資生堂のサービス・飲料担当として従事。現在に至る。
 
準優勝

宿屋 中 (元リストランテ濱崎)※現在開業準備中
1970年生まれ。ベリーニを皮切りにリストランテ・ラ・メンテ、ラ・スカーラ勤務を経て2000年にはイタリアに渡る。帰国後2003年にリストランテ濱崎に入社。現在、開業準備中。 第1回JETCUPセミファイナリスト。第2回JETCUP準優勝。
 
第3位

西村 圭太郎 (帝国ホテル)

1978年生まれ。1999年に帝国ホテル入社。チチェローネ、レ セゾン、ラ ブラスリー勤務を経て、現在レストラン部ソムリエとして従事。第7回 JALUX WINE AWARD優勝。
 
第4位

田中 英 (西麻布バーラウンジ コンソール)
1973年生まれ。1999年、リストランテ マキャベリ入店。2008年より、西麻布バーラウンジ コンソールの支配人兼ソムリエとして従事。 第1回、第2回JETCUPセミファイナリスト。
 
第5位

三角 正治 (博多都ホテル)
1971年生まれ。1990年、博多都ホテル入社。グリルサービス、ル・マルシェを経て、現在イタリアレストラン モルトヴォーノのソムリエとして従事。

全国予選 2009年4月15日(木)
■会場 札幌、東京、名古屋、大阪、福岡
■参加総数 150名
■試験内容 1.筆記試験 31問 (100点) 複数の解答例から正解を選択。
  2.ブラインド・テイスティング 6品目 (10点x6=60点)
ブドウ品種/4点、州名/3点、原産地呼称/2点、収穫年/1点、合計10点。

準決勝 2009年5月13日(水)午前 10時から
全国予選を勝ち残った上位 9名と、IWSS(イタリアワイン・ソムリエ・セミナー)の修了試験成績上位3名、合計12名により準決勝が戦われました。
■会場 イタリア文化会館(東京 九段下)
■準決勝進出者 12名(順不同、敬称略)
 
西村 圭太郎 氏 東京 帝国ホテル
李 哲三 氏 東京 帝国ホテル
宿屋 中 氏 東京 リストランテ 濱崎
河原 孝輔 氏 東京 リストランテ 濱崎
鈴木 昌城 氏 東京 トラットリア イル・フォルネッロ
田中 英氏 東京 バーラウンジ コンソール
田井 直樹氏 東京 アンティカ オステリア デル ポンテ
本多 康志氏 東京 資生堂パーラー レストラン ファロ資生堂
蜷川 ふみ子氏 名古屋 名古屋東急ホテル
前田 伸子氏 名古屋 オステリア ラ ルーナ
三角 正治氏 福岡 博多都ホテル
甲斐 元秀氏 福岡 オステリア カイ
■試験内容 筆記試験 (12題/20分) ブラインドテイスティング (6種/20分)
サービス実技 (5分)
■審査員
小飼 一至 (日本ソムリエ協会 会長/国際ソムリエ協会 会長)
塩田 正志 (日本ソムリエ協会 顧問・名誉ソムリエ)
剣持 春夫 (日本ソムリエ協会 最高技術顧問)
荒井 基之 (日本ソムリエ協会 副会長/ヴィーニ・ディ・アライ オーナーソムリエ)
内藤 和雄 (ヴィーノ・デッラ・パーチェ ディレクター兼ソムリエ/第1回JETCUP優勝者)
ウルフギャング・ジェー・アンギャル (リーデル・ジャパン株式会社  代表取締役社長)
ティエリー・コーヘン (日欧商事株式会社 代表取締役社長)

特別 ゲスト審査員
檀 ふみ (女優)
慶応義塾大学経済学部卒業。作家、檀一雄の長女。高校生の時にスカウトされ、東映映画「昭和残侠伝・破れ傘」でデビュー。国内の映画やドラマに数多く出演する一方で、イギリスやアメリカとの共同制作ドラマやオーストラリアでの舞台など、海外でも積極的に活動。近年はエッセイも好評で、「ああ言えばこう食う」(阿川佐和子さんとの共著)はベストセラーとなり、第15回講談社エッセイ賞を受賞。現在、テレビ番組の司会、レギュラー出演、「ワイン王国」(ワイン王国社)連載『阿川佐和子と檀ふみの 映画とワインと二人の美女と』など、各メディアで活躍中。昨年イタリアワイン・エッセイ・コンテストの審査委員長を努める。
サンドロ・ボスカイーニ (マァジ社 オーナー)
1936年、イタリア ヴェネト州のワインメーカー「マァジ」社の6代目として生まれる。1963年、ミラノのカットーリカ大学で経済の学位 を取得。卒業後、現在「ヴィニタリー」として知られている毎年のワインフェアの発展に貢献する「ヴェローナ アグリカルチュアルフェア」のジェネラルセクレタリーを補佐。1964年に家業に就く。 長年に渡って続けられている、ヴェローナワインのイメージを向上させるための活動により、ヴェローナワインの製造技術を改革しただけではなく、マァジ社を国際的に評価されるレベルまで押し上げた。 現在では、ヴェローナワインのスポークスマン的存在として、国際的に活躍中。


審査員 檀 ふみ さん


決勝 2009年5月13日(水) 午後2時から
準決勝終了後審査が行われ、上位 5名により決勝が戦われました。
■試験内容 ■ブラインドテイスティング (2種/5分)
  ・出題されたワイン
 Livio Felluga Friulano 2007
 Vietti Barolo Castiglione 2004

  ■口頭試問 (1人5分) 日本語
以下の5つのテーマに関して、持ち時間の中で口頭で回答する。

1. イタリアワインを扱うソムリエとして普段から心がけていること。
2. サンジョヴェーゼのシノニムの全ての名称
3. イタリアワインと料理のマリアージュについて(ロンバルディア地方の郷土料理「1. Costoletta alla milanese」「2. Ossobuco alla milanese」の2つの料理に、次のふたつのワイン「1 .Oltrepo Pavese Barbera」「2.Oltrepo Pavese Rosso」を其々組み合わせなさい。その理由は?)
4. イタリアワインの市場シェアは現在20%だが、これを30%のあげるためにソムリエの立場で考えられるプロモーション
5.今の季節、女性を間違いなくうっとりさせるイタリアワインの最高のおもてなし(場所、ワイン、料理)、あなたのリコメンドは?


  ■サービス実技 (1人10分)
オールドヴィンテージワインの逸品「"Costasera" Amarone della Valpolicella Classico 1990 Masi」を用いた、2名のお客様に対するサービス実技。

ここはイタリアのヴェネト州の都ヴェネツィアの街中にある、とあるリストランテと言う設定で、テーブルの置かれたメニューを手にとり、お客様からオーダーをおうかがいするところから始まる。

お客様は、Amaroneをオーダー、このワインにマッチングするこの地方の代表的な料理を尋ねる。用意されたメニューから一つを選択し、選択の理由、その料理の詳細の説明を行う。あわせてワインについても説明を求められる。

料理名:Pasticciata di cavallo

オーダー頂いたワインをデカンタージュして、お客様のグラスに注ぎ終わるまでのサービスの一連の流れが審査のポイントとなる。 説明に際しては、日本語、英語、イタリア語の3つの言語からひとつを選ぶことが出来る。

右から 田中 英さん、JSA 小飼会長、駐日イタリア大使 ヴィンチェンツォ・ペトローネ氏、
日欧商事 ティエリー・コーヘン、宿屋 中さん、本多 康 志さん、檀 ふみさん、
MASIサンドロ・ボスカイーニ氏、西村 圭太郎さん、鈴木 昌城さん、前田 伸子さん





* * *
コンクールのコンセプト
イタリアワインの本格的ソムリエ・コンクール「JETCUP」が今年も開催されます。イタリアワインに関わるソムリエの育成と、その知識と技術の向上、そしてイタリアワインの振興を目的として、2007年にはじめて開かれたこの大会も今年で3回目を迎えます。昨年は全国からの120名を越える参加者の中から、見事、佐藤 隆正 氏(帝国ホテル)がチャンピオンの栄冠に輝きました。

今回のコンクールもこれまでと同様、地方予選を全国5会場で開催し、本選を東京で行う形式をとります。審査に関わるワインについても広く全イタリアワインを対象として、自社ワインの比率を最大50%とすることが原則となっています。優勝者には賞品のイタリア研修旅行だけでなく、広くメディアの場で活躍していただく機会が用意されています。前回はコンクールへの応募を見送られた方、惜しくも本選への出場を逃された方、今年初めてソムリエ資格を取られた方、多くのイタリアワインを愛してやまないソムリエの方々の参加をお待ちしております。


昨年11月17日、イタリア・ヴェネト州コネリアーノの醸造学校において第2回JETCUPチャンピオン佐藤 隆正氏に、BUONITALIA S.p.A.(ブオーニタリア株式会社)が創設した「イタリアワイン大使」の称号が贈られました。授与式では記念の楯が、イタリア農林食料政策大臣ルカ・ザイア氏より手渡されました。



 

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