このワインの全ては2004年にイルピーニアの地で始まりました。
私たちのビジョンは、カンパーニア州を代表する土着品種の可能性を最大限に引き出し、それを今まで誰も試みたことのない新たな世界、すなわち「メトド・クラシコ(瓶内二次発酵方式)」というスタイルで表現することでした。この壮大な挑戦を実現するため、フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ社はシャンパーニュの巨匠アンセルム・セロス氏とタッグを組みました。彼と共に、イルピーニアの山々に点在する約750もの畑を周り、メトド・クラッシコに適したブドウをセレクトしました。彼は、グレーコやアリアニコが持つ驚くべきミネラル感とフレッシュさに深く感銘を受けました。これらの特性こそが、優れたスパークリングワインを造るために理想的な要素だったのです。
イルピーニアは、豊かな雨や雪、そして強風にさらされる山岳地帯に位置し、火山性土壌に恵まれています。いわゆる“南イタリア”とは一線を画す、予想外のテロワールを持つ土地なのです。
「DUBL(ドゥブル)」は、デザインと建築からインスピレーションを受けた、独自の世界観を持つスプマンテブランドです。ボトルデザインは、イタリアを代表するデザイナー、マッシモ・ヴィネッリ氏(DUBL エディション)とファビオ・ノヴェンブレ氏(DUBL エッセ)によって手がけられました。
DUBLは、世界中のクリエイターや先駆者に開かれたブランドであり、伝統ある土着品種の新たな表現を探求する好奇心旺盛な愛好家たちに向けられています。
そして2022年6月、DUBLはイタリアのメトド・クラシコとして初めて「B Corp」と「Equalitas」の両認証を取得しました。
標高が高く冷涼なイルピーニア地方のテロワール由来の、スッキリとした酸と繊細な味わいは、和食との相性の良さで、世界的に評価され、海外の和食店でもサーヴされています。
シャンパーニュの名手『ジャック・セロス』のアンセルム・セロス氏とのコラボレーションによって、カンパーニアの土着品種を、今までとは違った方法でそのポテンシャルを表現するという信念とともに、2004年からスタートしたプロジェクトです。イルピーニアの山々に点在する約750もの畑を周り、メトド・クラッシコに適したブドウをセレクトしています。標高が高く冷涼なイルピーニア地方のテロワール由来の、スッキリとした酸と繊細な味わいは、和食との相性の良さで、世界的に評価され、海外の和食店でもサーヴされています。