【ヴィンテージ・レポート】夏は好天と酷暑が続き、秋は理想的な温度差がある特徴的なヴィンテージ。発酵は22~30℃で12日間、果皮浸漬を30日間。その後、22℃で15日間のマロラク
ティック発酵を経て、ステンレスタンクで6ヶ月、スラヴォニア産オーク樽で3年半熟成。瓶詰めは2008年3月。
【味わい】深いガーネット色で、熟したブラックベリーやチェリーの香りに、タバコやリコリスのニュアンスが漂います。口に含むと、フルボディで力強く、バランスの取れた酸味とタンニンが調和し、スパイスと土の風味が絡む。長い余韻が続き、熟成の可能性を秘めています。