【ヴィンテージ・レポート】春の低温でブドウの発育が遅れたため、枝はまばらに育ち、結果的にアパッシメントに最適なブドウを形成。暑い夏で健全な成熟と高いポリフェノール、糖度を実現。乾燥した天候と冷涼な夜の気温でアロマが増し、コルヴィーナ種には貴腐菌が約10%付着。グリセリンが増し、卓越した天候が優れたワイン造りを支えました。
【味わい】発酵は酵母と共に45日間行い、60%は30-40HLのスラヴォニアオークの大樽で熟成し、残りの40%は600Lのスラヴォニアオーク樽で3年間熟成させました。非常に粘性の高いマットな赤色を呈しています。焼きフルーツやシナモン、ナッツがミックスされた複雑なブーケが広がります。火を通したチェリーと甘いスパイスの味わいはとてもソフトで魅惑的で、酸味とソフトなタンニンが見事に調和し、非常にエレガントなワインに仕上がりました。
イタリア
マラーノ、ネグラール、サンタンブロージョ、サンピエトロ・イン・カリアーノの丘の斜面にある自社畑(西、南西向き)