【ヴィンテージ・レポート】2015 年は、暑く乾燥した生育サイクルが際立つ年となりました。6 月までは平年並みの気候が続きましたが、夏は降雨が少なく、ブドウ樹の健全な成長のために灌漑が非常に重要な役割を果たしました。穏やかな冬の後、安定した春を迎え、萌芽も順調に進みました。ペルレに使用されるシャルドネの収穫は、8 月末に始まりました。全体的に暑い年であったことから、品質の面では「標高」という要素が極めて重要となりました。ペルレ用の畑が高地に位置していることで、ブドウはしっかりとした酸を保ちつつ、複雑味、骨格、そして洗練されたアロマを兼ね備えた素晴らしい成熟を遂げることができました。
【味わい】グラスの中では、深みのあるリッチな黄金色が、きめ細かく持続する泡立ちを際立たせます。香りは多層的で、完熟したリンゴやスポンジケーキ、蜂蜜を思わせるニュアンスに、香ばしいビスケットのヒントが重なり、やがてパイナップルチャツネを想起させる甘やかな印象へと展開します。口に含むと、豊かでふくよか、かつバランスに優れた味わいが広がります。熟した酸が美しく溶け込み、塩味を感じさせるニュアンスと調和。余韻では、再び黄肉系の完熟果実を思わせる風味が心地よく残ります。
イタリア
トレントの丘陵の最良の地に位置する、南東〜南西向きの自社畑ヴィッラ・マルゴン(標高400〜700m)