Cultureカルチャー

2022年2月25日

バーチャルトリップ in ドロミーティ vol.1

長かった緊急事態も明け、やっと少し自由が戻ってきたのも束の間。感染者数急増で再び窮屈な日々を追っていると思います。ということで…少しでも晴れ晴れとした気分になるよう今回は雄大な大自然があるドロミーティ山塊へとお連れしたいと思います。

さて、ドロミーティと言えば、最高峰のマルモラーダ山(標高3,342m)をはじめ、3,000m を超える山々が18峰あり9つの指定地域からなるユネスコ世界自然遺産です。夏は、ハイキング、冬はスキーが楽しめますが、ドロミーティの一番の楽しみと言えば、何と言っても雄大な景色!指定地域のどこに訪れても素晴らしい景観を拝めるのですが、今回はそのうちのいくつかの街を2回にわたってご紹介したいと思います!

9つの指定区域からなるユネスコ自然遺産。3000m級の山々が連なります。

まずは、ドロミーティ山塊の入り口ともいえる街、ボルツァーノ。国内でも最大級のクリスマスマーケットがあることでも有名ですが、見どころはそれだけではありません。南チロル考古学博物館に所蔵されている世界で最も有名なミイラの一つ「アイスマン」。このアイスマン、1991年にアルプスの登山ルートから外れた観光客が偶然ミイラを発見。調べたところ、推定約5000年前の人だとか。つまりは紀元前3000年頃に生存していた人だそうです。エジプトのツタンカーメンより更に約1700年も昔になるのです。そう聞くと、カエサル(シーザー 紀元前100年~)がつい先日の人のように感じますね! (笑)

5000年前に生存していたとされるアイスマンの復元。本物のミイラは写真撮影不可なため、現地でのお楽しみに!!

さて、次に向かうはボルツァーノから南東へ28km、車で約1時間のところに位置するのがプレダッツォの街。人口約5000人と小さな村ですが、ここには世界に誇るパスタメーカー「フェリチェッティ社」があります。
1908年に現CEOの祖父にあたるヴァレンティーノ・フェリチェッティ氏が創業。そこで生産されているパスタ「MONOGRANO」は、世界中のミシュランシェフや名店で愛用されているトップ・オブ・ザ・パスタともいえるパスタです。MONOGRANOとは、MONO=ひとつの GRANO=小麦を意味し、1種類のイタリア産小麦だけを使用。最良の小麦だけを使い、生産のディテールまでこだわりぬいて造った最高のパスタをお届けしています。

MONOGRANO®の全アイテムを見る

さて、今回はそのMONOGRANOを愛用する世界中のシェフから世界のガストロノミー状況をレポートするビデオが届きました!三ツ星レストランシェフ ノルベルト・ニーデルコフラー氏とフェリチェッティ社CEOリッカルド・フェリチェッティを司会者に迎え、世界中の様々なシェフからお話しを聞いていきたいと思います。

初回は、シモーネ・カンタフィオ氏。10年間ブラスファミリーの一員として経験を積み、そのうちの4年間を「ミシェル・ブラス トーヤジャポン」においてシェフディレクターとして腕を振るってきました。(現在は、ミシェル・ブラスの3店舗目となるブラス軽井沢で腕を振るっています。)
二人目はニューヨークにあるルッチョラよりミケーレ・カーザデイ・マッサーリ氏。2009年に渡米し、小さなカフェレストランからスタートしたミケーレ氏は、現在アメリカにおいてフェリチェッティのブランドアンバサダーも務めています。
ぜひ、ご覧ください!
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