Cultureカルチャー
2025年1月6日
【JET CUP】チャンピオンツアー Vol.7
第14回 チャンピオン 林 憲二氏
Badia a Coltibuono編

イタリア研修4日目 Badia a Coltibuono訪問
Badia a Coltibuonoへ
次に目指すはトスカーナ州Chianti ClassicoのBadia a Coltibuono。
Travaligniからタクシーでミラノまで。1時間ちょっとで到着、Milanoは今回の旅で利用した駅でも最大級。
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Freccia Rossaにて、Firenzeまで。とても混んでいました。スーツケース置く場所確保するのなども大変でした。2時間くらい。
Firenzeからは在来線にて、Montevarchiへ。40分くらい。
電車の遅延もあり、乗り換え時間短く、走ってギリギリでした。こちらもスーツケースが大きいので、大変でした。
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Montevarchiには、ジャンドさんが迎えにきてくれました。駅でピックアップしてもらい、車にて。
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近くの見晴らしの良い場所に連れてきていただきました。
その後、少し車に乗りBadia a Coltibuonoの看板。
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角を曲がると、Badia a Coltibuono登場!
BADIA A COLTIBUONO(バディア・ア・コルティブオーノ)
バディア・ア・コルティブオーノは、4種類ものキアンティ・クラッシコを造る唯一のワイナリー。トスカーナでも他に類を見ないキアンティ・クラッシコのスペシャリストとしてその歴史を築き上げてきました。バディア・ア・コルティブオーノとは「豊かな収穫の修道院」という意味。キアンティ地区で最も古い歴史をもつワイナリーの1つで、1051年にベネディクト派の修道院としてガイオーレ・イン・キアンティに建立されました。
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そして、直後にまさかのエマヌエラさんが歩いてきて、お迎えしてもらいました。
映画のようなスタートでした。
今日は、エマヌエラさんと一緒にチェナをいただくことに。
まずは、カンティーナの上にある宿泊施設に、とても素敵なリラックスできる部屋でした。
そして、チェナへ。
エマヌエラさんはさかんにリラックスしてねと有難い言葉を。
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アンティパストのサラミとハムの盛り合わせ。
予想以上の量。日本の2倍ですね。Chianti Classico 2020からスタート。
ジャンドさんが、サラミにあうからと Chianti Classico Riserva 2018
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猪のラグーのパッパルデッレ。
どちらも、エマヌエラさんに、郷土料理のおすすめを聞きました。
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思い出に残っているワインがモンテベッロとお伝えしたら、
Montebello 2018をご用意していただきました。優勝の1回前のJET CUPで準優勝したときに、Montebelloを景品でいただきました。
そして、そのワインは、以前、弊社の新年会で、スタッフと一緒に飲んだ思い出のワインです。
元々ワインに興味を持っていなかったスタッフが、ソムリエを取り、JET CUPにも出場したりと、
ワインに沢山興味をもってくれるようになりました。
そんな仲間と味わって飲んだ、準優勝記念のワイン。
私の思い出のワインなのです、ワインリストを見せてもらうこと。
リストの品揃えが凄く、オールドビンテージが沢山ありました。
そして、私のバースデービンテージもあると、リストを見て、ストレートに言ってしまいました。
するとエマヌエラさんが、それを開けましょうと。
おぉぉぉ!ボトル登場。
『Kenji, 開けてよ』と言った感じで言われたのですが、自分の道具何もなしで、77年開けたくないなーと、
『いやーいやー』と言っていたら、エマヌエラさんが
『私が開けるわ』と言ってくれました!
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行きますよー。 おっ。コルクはどんな感じかな。
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慌てなさんな。しーっ。
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エマヌエラさんが、自分のバースデービンテージを開けてくれるという信じられない光景。
そして、『リラックスして』と言ってくれた通り、私が少しごねたら、エマヌエラさんが開けてくれましたw
77年はさすがに古く、ボロボロのコルクでした。 明るく楽しんで開けてくれるエマヌエラさん。イタリアで1番大笑いしました。
とても明るく素敵な方でした。とても貴重な経験でした。
今回の旅のハイライトと言っても良いくらい素晴らしい瞬間でした。
なお、ここではなかなかアップしづらい、ノリノリのエマヌエラさんを見られるのは、
私のInstagramアカウントの動画です。Instagram: acca884
これは、とても楽しい動画で、エマヌエラさんファン必見です!
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セコンドは Cotoletta di Meranzana。茄子のカツレツ。トマトも添えて。
とても美味しかったです。それにしても、素晴らしいディナーを有難うございました。
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チェナでいただいた、素晴らしいワインたちです。
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最高のチェナを終え、部屋に帰り、すぐに眠気に負けてしまいました。
少しして起き、Wi-Fiのパスワード聞き忘れたことに気づきました。
自分が持って行っているWi-Fiは容量無制限にしているのですが、私のSNS投稿する上では、遅すぎて話になりません。
そこで、ホテルのWi-Fiが重要になります。 SNSのアップロードは、移動中ではなく、ホテルで行うという手法を発見していました。
なので、パスワードわからないのは、致命的でした。
起きて、フロントとかでわかるかと思っていたのですが、フロントには早すぎて、従業員の方がいらっしゃらず。
どこかにパスワード書いてないかと結構探しましたが、見つかりませんでした。
しかし少しすると、掃除の方がいらっしゃり、パスワードが書いてある紙の場所を教えていただきました。
かなりわかりやすいところにありました。見落としていましたw
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頑張って朝早く起きたのにも関わらず、朝食の集合場所を間違えてしまい、相当時間待たせてしまいました。
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食事の後は、庭を少し散歩。次はセラーへ。
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朝食ののち、エマヌエラさんにセラーをご案内いただきました。
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歴史を感じるセラー、貫禄たっぷりの樽が並びます。
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オールドビンテージのストックとても多くありました。 埃だらけのものも多数。
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さらに進みます。歴史を感じるセラーです。
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素晴らしい部屋で、セラー見学のしめくくりです。
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2ショット写真も撮って頂きました。
ブドウ畑へ
ヴィンヤードもエマヌエラさんと一緒に回らせていただきました。
畑はレストラン、ゲストハウス、セラーとは少し離れているモンティ・イン・キアンティにあります。
Montebelloの畑を見せていただきました。エマヌエラさんはテロワールを表現した畑を強調されていました。
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畑見学の後は、こちらもモンティ・イン・キアンティにある醸造所へ。1997年から使用しているものです。
カンティーナへ
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ここは建物の屋上です。
ここにブドウが運ばれてきて、除梗、醸しなどと、どんどん下の階にすすんでいきます。
つまり、グラヴィティ・フロー・システム。
上から下へと、重力の力とともに、工程が進んでいきます。目で見て、感じられました。
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そして、瓶詰め前のSangioveto 2020を一緒にテイスティングさせて頂きました。
綺麗な作りで、エレガントな素晴らしいワインでした。
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カンティーナ見学を終え、タクシーで移動だったのですが、タクシーがカンティーナではなく、少し離れたセラーのほうに行ってしましました。
そのため、スタッフルームで少し休ませて頂きました。地図で説明していただいたりもしました。
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この日はハードスケジュールで、昼にボルゲリに行き、夜にモンタルチーノに行く流れです。
つまり、3ワイナリーに行く唯一の日でした。
それにしても、エマヌエラさんとの、素晴らしい2日間でした。
バディア・ア・コルティブオーノ、エマヌエラさん、ジャンドさん、本当にありがとうございました!
