Cultureカルチャー
2025年1月7日
【JET CUP】チャンピオンツアー Vol.14
第14回 チャンピオン 林 憲二氏
Planeta(後半)編

イタリア研修11日目 Planeta訪問
コラツィオーネ
一夜明け、朝から活動。 本来このホテルはゆったり過ごしたいホテルですが、本日もやること盛りだくさん。 最高の景色を見ながら朝食へ。
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7:50頃に行くと、8:00からだったのか、一番で、フライング気味に利用させてもらいました。
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この旅行では、食事の量が多いため、朝食はできるだけ取らないようにしています。
ただ、La Foresteriaの朝食は素晴らしく、食べないわけにはいきませんでした。 フルーツ、野菜、タルト、ハムなど少しづついただきました。
一番乗りで、一番良い席利用させてもらいました。
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すると、昨晩も現れた猫がまた遊びに来てくれました。
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まだまだゆったりしたいのですが、ワイナリー巡りという楽しみが待っているので、出発しました。
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最後に記念撮影して、メンフィカンティーナ巡りに出発します。 最高だったなー。
ディスペンサ・カンティーナへ
朝食後、ドライバーさんに、ディスペンサのワイナリーに連れて行ってもらいます。 デボラさんとともに、マネジャーのペニーさんがお待ちかねでした。
さらに犬にもお出迎えしてもらいました。
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ボトリングやパッキングなどの設備が動いていました。
フェッラーリでも設備は稼働していたのですが、遠すぎてよく見えなかったのですが、こちらは近くでよく見えました。
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階段を下りて、カンティーナへ。
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バリック、大樽を通り越し、超巨大ステンレスタンク。ブレンド用とのことです。これで均一になるのです。
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2400HL 320000本のサイズとのことです。ペニーさん対比だとわかりやすいかと思います。ペニーさん最高のサービス精神ですw
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例の卵型も。
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楕円の樽も。
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そして、バリック。
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そして、ここにはピュピトルもあります。 EtnaのBrutはここで作られるのです。白い印で、どのくらい回っているかが把握できますね。
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カンティーナの外にでると、青いきれいな花が。 実はこれがプラムバーゴとのこと。紫ではなくて青なのです!
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ディスペンサ・テイスティング
ディスペンサのセラーを見に行かせて頂きました。セラーには、オールドビンテージが沢山あります。
Planeta以外のものもありました。 Baroloやフランスのワインも。沢山のオールドビンテージを揃えています。
La Foresteriaのお客様もこちらから購入できるとのことです。
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奥に行くとPlanetaのオールドビンテージがすごい量ありました。
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そして、そこでテイスティングします。最高ですね。
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オールドビンテージに囲まれた中でのテイスティング。しかも凄まじいワインです。
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Buldese2007 熟成感は出てきてはいるが、まだまだ力強く、さらなる熟成ポテンシャルがあります。
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Didagus Cabernet Franc 2018 プラネタの最高級ワインの一つ。
丘のトップの標高が高いところで作っているワイン。 エレガントでしなやかなワイン。果実の凝縮感、タンニン、酸とこちらはいつ頃が飲みごろかむずかしいワイン。
質問したところ、まだ新しいワインのため、これからが楽しみとのことでした。
チラミ・カンティーナへ
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ディスペンサを後にし、昨年から始まった、新しいプロジェクト チラミのカンティーナに行きます。
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セラミックの卵型の容器が沢山あります。様々なワイナリーで今これをためしています。
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セメントタンクは、Didagus Cabernet Francの色と同じです。
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窓からは素晴らしい景色。
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標高の高い、このあたりの新しい畑はグイヨー中心。
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さらに標高の高いエリアは車を変えて乗せていってもらいました。 沢山のミツバチも飼育していました。
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少し下っていくとアランチョ湖が見えます。
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ウルモ・テイスティング
ウルモをまずぐるっと一周。デボラさんは、通常はウルモに勤務しているとのこと。
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キッチンも少し見えてもらいました。
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食事やアペリティーヴォをする外のテラス席。
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中の席では、ツーリズモでのテイスティングを2組行っていました。外には、イチヂクの木も。
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建物の外観は、上の植物がしげってしまって、紋章が見えなくなってしまったとのこと。本当はここに、サンタチェチリアにある、紋章があるとのこと
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次にテイスティングをさせていただきました。
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白はAlastro、Terrebinto、Chardonnay 赤はCerasuolo di Vittoria、Controdanza、
Santa Cecilia Santa Ceciliaは相変わらずエレガントで素晴らしいNero d’Avora でした。
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プランツォ
テラスでプランツォを。まずは新しく始まったSerra Ferdinandiaのロゼ。
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プロヴァンスに近い、とても柔らかいロゼで、フードフレンドリーで素晴らしかったです。 ズッキーニのパスタが来て、Serra Ferdinandiaの白。
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こちらは、一転樽がしっかり効いた飲み応えあるタイプ。 食事を楽しんでいたら、ここで真打ち登場。遠くから、すさまじいオーラの人がやってきました。
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当主のアレッシオ・プラネタさん。相変わらずの貫禄。
シチリア州を引っ張っていっているリーダーです。アレッシオさんにもお会いできて、光栄でした。
さらには、日本に戻ってきた後に発表になったのが、Wine Enthusiastのワインメーカー・オブ・ザ・イヤー2023に選ばれたとのこと! おめでとうございます!
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貴重なプランツォを終え、プラネタを後にします。 本日は、パレルモにある、プラネタのゲストハウスに向かいます。
パレルモ・ゲストハウス
プラネタが手配してくれた車でパレルモへ向かいます。 パレルモの交通事情はすさまじかったです。 渋滞がすごく、よく交通事故おきないなと。
バイクの人も、車にかすってきましたが、よくあることみたいでした。
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ゲストハウスに到着。 屋上の一番良い部屋をとっていてくれました。
今回の研修の中で1,2を争う広さの部屋でした。 置いてあるセグレタ・ロッソを飲んでよいとのこと。
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チェナに行く前に、パレルモ市場を見て回りました。
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アレッシオさん(の息子さん)おすすめのオステリアへ。かわいい店で、外にはプラネタの樽。
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Etnaの泡。
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シチリア前菜盛り合わせ カジキマグロ入りカポナータ、アンチョビチーズ、サバに玉ねぎ、いわしのポルペッテ
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プリモはエビのトラパネーゼ風 ブシアーテ
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ツナのトマトソース。
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セコンドは、カジキマグロのパレルモ風。
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どれもとても美味しかったです。ただ、日本人には多すぎで、量がきつかったです。
混んでいるため、19:00~20:30の席でしたが、少しオーバーしましたが、問題なかったみたいです。 なお、帰る頃には、店内外ともに、ほぼ満席でした。
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ゲストハウスに戻り、いつも疲れと翌日を考え、すぐに寝ていました(事実上寝落ちw)が、最終日だし、
本日も最高のゲストハウスなので、いただいたセグレタロッソをいただき、少しゆったりしました。
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これは、特に加工していない写真です。最高に絵になる部屋でした。
2日間のプラネタ。
EtnaとMenfiに行きたいことを伝え、あとはプラネタが組んでくれたプラン。
最高でした。
アレッシオさん、フランチェスカさん、ケニーさん、デボラさん、エレナさん、プラネタの皆様、本当に有難うございました。
JETCUPチャンピオン・ツアーの素晴らしい締めくくりでした。