主な栽培地域

ヴァッレ・ダオスタ州

特徴

ヴァッレ・ダオスタ州の中央部で最も多く栽培されている黒ブドウです。その厚く白い花が煙で覆われているように見えるため、フーモ(Fumo、イタリア語で煙の意）、そこからフミン(Fumin)と呼ばれるようになりました。

フミンは、ヴイエルメンの祖先、またプティ・ルージュの兄弟とされており、重要な土着品種と深い関係があります。

代表的格付

ヴァッレ・ダオスタ州： ヴァッレ・ダオスタ・フミンDOC

色・香り・味わい

ミディアボディのフミンは、赤い果実の風味が特徴で、スモーキーなスパイス、ブラックペッパー、フレッシュなハーブのニュアンスが感じられます。

深く鮮やかなルビーレッド、しっかりとした酸と豊富なタンニンを持ち、中～長期の熟成が期待できます。

スタイル

歴史的には、色とボディを与えるために、他の品種とブレンドされていました。しかし過去20年の間に、単一品種ワインが増えています。ワインに豊かさとより滑らかな質感を与えるために、陰干しブドウを使う人もいます。

主な日欧商事取り扱いアイテム

●フミン