Wine&Liquorブドウ品種辞典
Gaglioppoガリオッポ
主な栽培地域
カラブリア州
特徴
イタリアで最も古いブドウのひとつで、サンジョヴェーゼとマントニコが自然に交配した品種です。
ガリオッポの語源は、ギリシャ語で「美しい足」を意味する言葉に由来します。古代ギリシャにて、オリンピックの勝者に賞品として与えていたワイン「クリミサ」は、ガリオッポから造られていたという説もあります。
いくつかの地域では、ガリオッポは誤ってマリオッコと呼ばれていますが、これは別の品種であり、同じブドウではありません。
代表的格付
カラブリア州: チロ DOC、ビヴォンジ DOC、 テッレ・ディ・コセンツァDOC 、ラメツィアDOC、サヴート DOC
カンパーニア州、マルケ州、シチリア州でも栽培されています。
色・香り・味わい
淡いガーネットの色合いがよく見られます。ガリオッポの特徴を完璧に表現している単一品種のワインからは、小さな赤い果実とザクロの香り、ミネラルとドライハーブのニュアンスが感じることができます。タンニンは豊富で酸は中程度です。
スタイル
ほとんどが辛口スティルの単一品種赤ワインとなりますが、ブレンドされたものもあります。カラブリア州では、マリオッコスとのブレンドにより、非常に優れたワインが生産されています。
主な日欧商事取り扱いアイテム