主な栽培地域

エミリア・ロマーニャ州

特徴

ランブルスコ・ファミリーの中で最も古い品種です。このブドウから造られた優れたワインは芳醇なスミレの香りを持つことから、ランブルスコ・デッラ・ヴィオラ(ヴィオラはスミレの意)とも呼ばれます。

代表的格付

エミリア・ロマーニャ州：ランブルスコ・ディ・ソルバーラDOC、モデナDOC、レッジャーノDOC、エミリアIGP

色・香り・味わい

透明度の高い、淡いピンク～明るいルビー色を示します。

ランブルスコ・ディ・ソルバーラは、スミレのアロマと、赤スグリ、クランベリー、イチゴの香りが調和した、豊かな酸とデリケートなテクスチャーを持っています。果実味とボディはひかえめなため、優れたワインを醸造するには確かな技術が必要となります。

スタイル

一般的にはスパークリングやフリッツァンテ（微発砲）ワインが生産されます。主にステンレスタンクで醸造されますが、伝統的な醸造方法にも適しています。

ランブルスコ・ディ・ソルバーラは、糖度によってSecco(辛口)からDolce(甘口)まであり、スパークリングのロゼワインとして知られています。ランブルスコ・サラミーノとブレンドされることも多いです。