主な栽培地域

シチリア州

代表的格付

とても希少な品種です。通常はネレッロ・マスカレーゼにブレンドされて使用されます。

ネレッロ・カプッチョという名前は、その葉がブドウの実が見えないように包み込むようなフード（イタリア語でcapuccio）のような形をしていることに由来しています。

ネレッロ・カプッチョは、ブドウ畑で時にカリニャーノやサンジョヴェーゼと間違われてしまうそうです。

色・香り・味わい

シチリア州のエトナ・ロッソDOCとファロDOCのブレンドパートナーです。カラブリア州でも栽培されています。

スタイル

深みのあるダークレッドの色調を持つネレッロ・カプッチョ。よくメインに使用されるネレッロ・マスカレーゼに濃い色合いを与え、酸味を和らげる役割があります。

熟したレッドチェリー、ヴァニラ、ミネラル、ほのかなコーヒーの香りを持ち、タンニンはひかえめです。

一般的にネレッロ・カプッチョが単一品種ワインに仕上げられることは稀で、よきブレンダーとしての役割を果たしています。

主な日欧商事取り扱いアイテム

●エルツィオネ1614・ネレッロ・マスカレーゼ