Wine&Liquorブドウ品種辞典

jetcup champions 1998

Pignoloピニョーロ

主な栽培地域

フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州

特徴

イタリアのブドウ品種の中で最もタンニンの豊かな品種のひとつ。ピニョーロの名前は、小さくまとまった房が小さな松ぼっくり(イタリア語でピニョーロ)のようであることに由来しています。

代表的格付

フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州:フリウリ・コッリ・オリエンターリ・ピニョーロDOC

 

とくにアルバーナ、プレマリアッコ、プレポット、ロサッツォの町の周辺に集中して栽培されています。

色・香り・味わい

若いうちは豊かなタンニンが味わいのメインの要素になります。ブラックベリーやブルーベリー、ハーブやミネラルのニュアンスを表現するためには、少なくとも5年間ほどの瓶内熟成が必要です。

スタイル

スティル辛口の赤ワインが生産されます。フレッシュなブドウをそのまま醸造するもののほかに、タンニンをやわらかくし、ふくよかさを与えるため、収穫したブドウの一部を陰干しさせるものもあり、同じピニョーロでもスタイルの違うワインが存在します。

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