Wine&Liquorブドウ品種辞典

jetcup champions 1998

Trebbiano Toscanoトレッビアーノ・トスカーノ

主な栽培地域

トスカーナ州

特徴

イタリアで最も広く栽培されている白ブドウ。フランスではユニ・ブランと呼ばれています。

 

イタリア原産の品種とされており、ガルガーネガと親子関係にあることが判明しています。

 

商業的に最も成功した交配種の一つで、カナダのアイスワインの生産にも使用されていることで有名です。

代表的格付

トスカーナ州:エルバDOCビアンコ、モンテクッコDOC、サンタンティモDOC、全てのヴィンサントDOC

 

ヴェネト州:ビアンコ・ディ・クストーザDOCコッリ・エウガネイDOC、ガンベッラーラDOC、ルガナDOC

 

また、マルケ州やウンブリア州でも栽培されています。

色・香り・味わい

トレッビアーノ・トスカーノは高い酸を持ち、ワインに骨格を与えます。とくにヴィンサント生産において、重要な役割を担っています。

 

辛口ワインになると、レモンやカモミールのような香り、キレのある酸が特徴です。

 

古木はより凝縮した味わいのワインを生み出し、若い樹から収穫されたブドウで造られたものとは、また異なるアロマと質感を持つワインになります。

スタイル

主にスティルワインが造られます。パッシートは辛口と甘口の両方が生産されています。ヴィンサントでは、マルヴァジア・ビアンカ・ルンガとよくブレンドされています。

 

主な日欧商事取り扱いアイテム

●ヴィン・サント・デル・キアンティ・クラッシコ

●ポミーノ・ヴィンサント

●レモーレ・ビアンコ

●カノーヴァ・ブリュット

●グランド・ロイヤル・キュヴェ・ブリュット

●ソー・ハッピー!!!

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