Wine&Liquorブドウ品種辞典
Trebbiano Toscanoトレッビアーノ・トスカーノ
主な栽培地域
トスカーナ州
特徴
イタリアで最も広く栽培されている白ブドウ。フランスではユニ・ブランと呼ばれています。
イタリア原産の品種とされており、ガルガーネガと親子関係にあることが判明しています。
商業的に最も成功した交配種の一つで、カナダのアイスワインの生産にも使用されていることで有名です。
代表的格付
トスカーナ州:エルバDOCビアンコ、モンテクッコDOC、サンタンティモDOC、全てのヴィンサントDOC
ヴェネト州:ビアンコ・ディ・クストーザDOCコッリ・エウガネイDOC、ガンベッラーラDOC、ルガナDOC
また、マルケ州やウンブリア州でも栽培されています。
色・香り・味わい
トレッビアーノ・トスカーノは高い酸を持ち、ワインに骨格を与えます。とくにヴィンサント生産において、重要な役割を担っています。
辛口ワインになると、レモンやカモミールのような香り、キレのある酸が特徴です。
古木はより凝縮した味わいのワインを生み出し、若い樹から収穫されたブドウで造られたものとは、また異なるアロマと質感を持つワインになります。
スタイル
主にスティルワインが造られます。パッシートは辛口と甘口の両方が生産されています。ヴィンサントでは、マルヴァジア・ビアンカ・ルンガとよくブレンドされています。
主な日欧商事取り扱いアイテム