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アブルッツォ アブルッツォ

アブルッツォ州

イタリア半島中部に位置するアブルッツォ州は、北はマルケ州、西はラツィオ州、南はモリーゼ州に接しています。東のアドリア海と西のアペニン山脈に挟まれていて、その間に丘陵地帯が広がっています。

アブルッツォは中央イタリアに位置していますが、歴史的にも文化的にも南部に近く、経済も非常に遅れていました。1960年以降、首都ローマとアブルッツォを結ぶ高速道路が完成したこともあり、経済が順調に成長して、今日では工業化が進んでいます。果実、野菜、ブドウ、オリーヴなどの栽培が盛んです。また、羊の放牧も非常に重要で、昔はトランスマンツァと呼ばれる移動放牧が、季節の風物詩でした。

西のアペニン山脈と東のアドリア海に挟まれ、南北に粘土石灰質土壌が中心の丘陵地帯が伸びています。夏は暑く乾燥していて、冬は温暖で雨が多い地中海気候です。

州を代表するワインは、モンテプルチャーノ・ダブルッツォとトレッビアーノ・ダブルッツォで、全州にまたがる呼称です。

アブルッツォは地理的に孤立していたために、シンプルで誇り高い独自の食文化が発展しました。唐辛子をよく使うのも特色のひとつです。前菜には、キエーティ県の豚肉のサラミ、ヴェントリチーナに代表されるサラミ類がよく出ます。パスタは、マッケローニ・アッラ・キタッラで牛、豚、羊をミックスしたミートソースで食されることが多いです。また、アドリア海のペスカーラ風スープのブロデット・ディ・ペッシェ・アッラ・ペスカレーゼも有名です。