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モリーゼ モリーゼ

モリーゼ州

イタリア半島中央部に位置するモリーゼ州は、北はアブルッツォ、西はラツィオ、南はカンパーニア、プーリアと接していて、東にはアドリア海が広がっています。1964年にアブルッツォから分離してつくられた州です。
ワイン造りは古代から行われてきましたが、その知名度は低く、地元消費が中心でした。

古代ローマ崩壊後は、ランゴバルドのベネヴェント公国、ノルマン、ナポリ王国の支配を経て、イタリア王国に統一されました。
人口も少なく、経済はあまり発展しておらず、穀物、ブドウ、オリーブの栽培による農業や、零細手工業が中心です。今でも羊の移動放牧が行われています。

山岳地帯が55%、丘陵地帯が45%で、平野はほとんどなく、東は40kmアドリア海に接しています。丘陵地帯の土壌は石灰粘土質が中心です。亜大陸性気候で、夏は暑く、湿気が高く、冬は雪も降るほど寒くなります。

カンポバッソ県は低めの丘陵地帯が続き、DOCビテルノで白、赤、ロゼワインが造られています。また、ティンティリア種からも果実味豊かな赤ワインが造られます。

料理は隣のアブルッツォと非常によく似ていて、多くのメニューが共通しています。唐辛子を多用することも同じです。
オリーヴオイルは良質でDOPオリオ・モリーゼに認定されています。
パスタでは、アブルッツォ名産のマッケローニ・アッラ・キタッラがモリーゼでもよく食されます。四角いパスタにミートソースをかけたタッコーニという料理も知られています。羊の内臓をスパイスと一緒に煮込んだマッツァレッレ・ダニェッロは、放牧が盛んなこの州らしい豪快な料理です。DOPチーズとしては、カッチョカヴァッロ・シラーノがこの州でも製造されています。