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リグーリア リグーリア

リグーリア州

イタリアの北西部に位置するリグーリア州は、西はフランスと国境を接し、北はピエモンテ州とエミリア・ロマーニャ州、東はトスカーナ州と接しています。州都ジェノヴァはイタリア最大の港町です。

リグーリアは古代ローマ時代からイタリアとフランスを結ぶ重要な交通路として栄えました。中世後期にはジェノヴァ共和国がヴェネツィア共和国と地中海貿易の覇権を争うほどに繁栄しました。多くの冒険家、探検家を輩出しましたが、最も有名なのは新大陸を発見したクリストファー・コロンブスでしょう。イタリア統一に重要な役割を果たしたジュゼッペ・ガリバルディやジュゼッペ・マッツィーニなども輩出しました。

5420㎢の面積を持つリグーリア州は、イタリアでは、ヴァッレ・ダオスタ、モリーゼに次いで小さな州です。西にリグーリア・アルプス山脈、北にはリグーリア・アペニン山脈、南はリグーリア海に挟まれ、東西に弓形に細長く延びています。わずかな耕作可能な土地を利用して、困難なブドウ栽培が行われていますが、この州の魅力は100種類以上ともいわれる土着品種です。海岸沿いは温暖な地中海気候に恵まれていて、避寒地としても人気です。リグーリア海からの海風の微妙な影響もブドウ栽培にとっては重要な要素です。柑橘類も栽培され、繊細なオリーブオイルも有名です。また、ローズマリー、タイム、バジリコなどのハーブは非常に香り高いものができます。内陸部は、亜大陸性気候で、冬の寒さ、夏の暑さが厳しい気候です。

リグーリアで最も重要な赤ワインは、州西部で造られる、DOCロッセーゼ・ディ・ドルチェアックアです。心地よい果実味があり、かすかにスパイシーなロッセーゼは、軽い早飲みのスタイルから、熟成能力を持ったしっかりとした味わいのものまで、様々なタイプがあります。白ワインは、ピガートやヴェルメンティーノが秀逸です。石灰土壌で生まれるこれらの白ワインは、みずみずしい味わいと、心地よいミネラルが特徴です。また、有名なワインとして、DOCチンクエテッレもあります。チンクエテッレの陰干し甘口バージョンがシャケトラ。辛口もシャケトラも、ともに海を想起させるアロマや塩っぽさがワインに感じられます。

リグーリアの料理は、典型的な地中海料理で、海の幸と山の幸がバランスよく使われています。有名なのは、バジリコ、松の実を使ったペスト・ジェノヴェーゼ。また、ラヴィオリの一種にクルミのソースをかけたパンソーティ・アッラ・サルサ・ディ・ノーチも山の幸をうまく利用したリグーリアらしい料理です。その他、ブリッダ、チュッピン、カッポン・マーグロなど海の幸の手の込んだお料理も有名です。

DOPにも認定されているリヴィエーラ・リグレのオリーブオイルは、控えめで繊細な香りの非常にエレガントな味わいで、魚介類との相性が抜群のオイルです。

 

 

 

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