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マルケ マルケ

マルケ州

イタリア半島中部に位置するマルケ州は、北はエミリア・ロマーニャ州、西はトスカーナ州とウンブリア州、南はアブルッツォ州、ラツィオ州に接していて、東にはアドリア海が広がっています。西にはアペニン山脈が連なり、平野部がほとんどない地形です。

古代から栄え、州都アンコーナはギリシャ人の港でした。マルケには高度に専門化した中小企業が多く、漁業はシチリア、プーリアに次いで、第3位です。また、「ルネッサンスの理想都市」とまで褒め讃えられたウルビーノ、イエス・キリストの生家が移されたとされる重要な巡礼地ロレート、古代ローマ以前からこの地に暮らしていたピチェーノ人の都であるアスコリ・ピチェーノなど、観光都市も数多く存在しています。

マルケ州の気候は、アンコーナより北では亜大陸性気候で、南では地中海性気候となります。夏の暑さは海からの風によりやわらげられています。土壌は主に石灰質土壌になります。

州都アンコーナ周辺にはDOCヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージの産地がエジノ川両岸の標高200~500mの丘陵地帯に広く広がっています。ヴェルディッキオは、酸がしっかりとした品種で、早飲みのフレッシュ&フルーティなシンプルなワインから長期熟成能力を持つ深みのあるワインまである、マルケ州を代表する白ワインです。赤では、モンテプルチャーノとサンジョヴェーゼで造るロッソ・ピチェーノや、ロッソ・コーネロなどが有名です。珍しいところでは、ヴェルナッチャ・ネーラ種でDOCGヴェルナッチャ・ディ・セッラペトローナという発泡性の赤ワインが造られています。

マルケ州の料理は、海の幸と山の幸の出会いから生まれる典型的な地中海料理です。最も有名なメニューは大粒のグリーンオリーブにひき肉を詰めてフライにしたオリーヴェ・アスコラーネでしょう。そのほかには生ハム、パンチェッタ、鶏のモツなどを入れたラザーニャ、ヴィンチスグラッシ、アドリア海の魚で作るブロデット・ディ・ペッシェが伝統的な料理になります。