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サルデーニャ サルデーニャ

サルデーニャ州

サルデーニャは、地中海でシチリアに次いで2番目に大きな島です。シチリアと同じく地中海の真ん中という戦略的重要地に位置していて、古代から多くの民族がこの島を訪れました。シチリア、ピエモンテに次いで3番目に大きな州です。
サルデーニャ人は基本的に丘陵、山の民族で、羊飼い、農民であることを誇りとし、海に囲まれているにもかかわらず、海を越えての通商、貿易などにあまり積極的ではありませんでした。そのために独自の文化、習慣が色濃く残っており、特に内陸部では顕著です。様々な文明の影響を受け、文化的モザイクのようなシチリアとは対照的に、サルデーニャ人はどちらかというと閉鎖的です。

新石器時代から、ユニークな石造り建築ヌラーゲ遺跡を数多く残した民族が住んでいましたが、この民族の起源はまだ明らかになっていません。その後、フェニキア人、カルタゴ、ローマなどが、この島を通商の拠点としました。15世紀からはアラゴン=カタルーニャ王国の支配が続き、1720年以降はサヴォイア家の所有となり、ピエモンテとともにサルデーニャ王国を形成し、イタリア王国となりました。

農業、観光が重要な産業であり、島の北東部にあるコスタ・スメラルダなどの高級リゾート地は国際的にも有名です。また、サルデーニャ島はワインの栓に使われるコルクの産地としても知られています。

ほとんどが山岳の丘陵の地形で、丘陵も岩が多く、あまり農地に適していません。土壌は花崗岩、玄武岩などが多く、石灰岩はそれほど多く見られません。
海岸部は地中海性気候で、夏は暑く乾燥していて、冬は温暖。海からの風が夏の暑さをやわらげます。内陸部の丘陵地帯や山岳部では、大陸性気候となり、昼夜の温度差が激しく、冬は厳しい寒さが続きます。

島全土で造られるDOCカンノナウ・ディ・サルデーニャはサルデーニャを代表する赤ワインです。また、島の北東部にあるガッルーラ地方の丘陵地帯では、この島唯一のDOCGヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラが造られている。地中海、特にティレニア海沿いで広く栽培されているヴェルメンティーノだが、ガッルーラの花崗岩土壌では、しっかりとしたアルコールを持ち、深みのある味わいで、かすかに塩っぽ
い白ワインとなります。島の西側では2つの偉大な瞑想ワイン、DOCマルヴァジア・ディ・ボーザとヴェルナッチャ・ディ・オリスターノが造られています。

島だけに他の州とは異なる独自の料理が発展した基本的にはシンプルで貧しい料理ですが、味わい深いものが多数あります。農家には自分でパンを作る習慣がありましたが、有名なのはパーネ・カラサウと呼ばれる非常に薄い紙のようなパンで、これは羊飼が放牧に出る時に持っていった保存食でした。
マッロレッドゥスはセモリナ粉の手打ちニョッキで、トマト、サルシッチャ、ペコリーノの濃厚なソースを和えて食されます。また、カラスミや仔豚の丸焼きなどもサルデーニャを代表する料理です。羊飼いの島らしく羊のチーズが有名で、フィオーレ・サルド、ペコリーノ・サルド、ペコリーノ・ロマーノがDOPとして指定されています。