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ヴァッレ・ダオスタ ヴァッレ・ダオスタ

ヴァッレ・ダオスタ州

イタリアの北西部に位置するヴァッレ・ダオスタ州は、北はスイス、西はフランスと国境を接し、南と東はピエモンテ州に接しています。イタリアで一番面積の小さく、人口も最も少ない州です。アルプスのすぐ下にある州で、ヨーロッパ最高峰であるモンブラン、マッターホルン、モンテ・ローザ、グラン・パラディーゾなどに囲まれています。ヴァッレ・ダオスタはフランス語圏の自治州で、フランス語はイタリア語とともに公用語になっています。

州を北西から南東へ流れるドーラ・バルテア川の両岸の傾斜面に張り付いた段々畑でブドウが栽培されています。石塀が畑を取り囲み、畑には石柱が立てられ、独特な棚式栽培が見られます。

ほとんどが山岳地帯で、耕作面積は少なく、基本的に貧しい州ですが、古代ローマの時代からイタリアとフランス、スイスをつなぐ交通路として重要な役割を果たしてきました。

ヴァッレ・ダオスタとはイタリア語で「アオスタの渓谷」の意味で、この巨大な渓谷は氷河により削られてできたものです。谷底を流れるドーラ・バルテア川はポー河に流れ込む支流のうちでも非常に重要な川のひとつです。
典型的なアルプス気候で、冬は寒さが厳しく雪がたくさん降ります。夏は涼しく昼夜の温度差が激しく、降雨量が少ないのが特徴です。ドーラ・バルテア川周辺はやや温和な気候になります。

白ワインはいかにも山のワインらしい清らかなアロマとフレッシュな酸を持ち、限りなく優美です。土着のフミン種に代表される赤ワインは意外にタンニンがしっかりとしていて、陰影に富んだものが多いのが特徴です。甘口ワインも酸に支えられて、フレッシュかつ軽やかな味わいで、決して甘ったるくなりません。

ヴァッレ・ダオスタの料理は地味ながらも味わい深い山の料理です。この州ではオリーブオイルでなく、バターとラードが中心になります。名産のフォンティーナ・チーズはあらゆるところに使われています。前菜としてはカモシカの生ハム、モチェッタ
、ポレンタにフォンティーナをかけたポレンタ・エ・フォンティーナが挙げられます。基本的にパスタ、米ではなく、スープがよく食されます。キャベツ、パン、フォンティーナのスープ、ズッパ・ヴァルペッリネーゼや、フォンティーナをかけたニョッキ・コン・フォンティーナなどが知られています。

ヴァッレ・ダオスタのワイナリー