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エミリア・ロマーニャ エミリア・ロマーニャ

エミリア・ロマーニャ州

イタリア北東部に位置するエミリア・ロマーニャ州は、北はヴェネト、ロンバルディア、西はピエモンテ、リグーリア、南はトスカーナ、マルケに接していて、東側にはアドリア海が広がっています。州都ボローニャの西側に位置するエミリアと、ボローニャの東側に位置するロマーニャに分かれます。この二つの地方は、歴史的にも文化的にも全く異なる地方で、そのことはワインにも明確に表れています。

ロマーニャは、東ローマ帝国のもとでラヴェンナが栄えましたが、その滅亡後は、ヴェネツィア共和国、法王庁の支配下となりました。一方、エミリアの都市は、貴族が支配する公国となり、ルネッサンス文化が花開きました。エミリア・ロマーニャは、イタリアで最も豊かな州で、ボローニャやモデナはヨーロッパで最も豊かな町のひとつであり、文化レベルも非常に高いことが知られています。

他のイタリアの州と異なり、平野が多いエミリア・ロマーニャですが、ポー・デルタ地帯の南側に丘陵地帯が連なります。丘陵地帯は主に石灰質土壌で、平野部は沖積土壌が中心です。海岸地帯は地中海性気候ですが、内陸部は大陸性気候で、平野部は夏は非常に暑く、湿気が高く、冬は寒さが厳しく、霧も非常に多い気候です。

エミリアのワインは何と言ってもモデナ県で造られるランブルスコ。そして、ロマーニャでは、アルバーナ種で甘口、辛口の白ワインが造られます。赤では、フォルリ、ファエンツァ、チェゼーナの南側の丘陵地帯で優れたサンジョヴェーゼが造られています。トスカーナのそれとはまた異なる個性を持ち、熟成すると洗練された深みとよいバランスを持つワインになります。

エミリアはイタリアでも随一の食材の宝庫です。
パルマの生ハムから始まり、生ハム、サラミ類、モデナのバルサミコ酢、パルミジャーノ・レッジャーノなど枚挙にいとまがありません。エミリア料理は、ハム、サラミ、バター、生クリーム、チーズをたっぷり使った濃厚なものが多く、ロマーニャ料理はどちらかというとシンプルな農民料理が多くなります。
ロマーニャのフォルリンポポリは19世紀末にイタリア各地の料理をまとめて一冊の本に編纂し、イタリア料理の基礎を築いたとされるペッレグリーノ・アルトゥージの生まれ故郷でもあります。

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